全国放送。
それを作っているうちに、こっちかな、と。例えば、全国放送することも、確かにPRにはなるんですよ。
だけど、PRだけなんです。だから、もっと踏み込んだ仕事をしたいっていうんで、その中でやってた短いドキュメンタリーみたいの、次の回にはやめたんですよ。
やめて、仕事をしたいって、取り敢えず広報とかそういうことであれやりたいって、事務局長に話したら、「やれば。でも、ギャラなんて払えないよ」って言われたんだけど、いいです、いいです、って。それで、係わるようになり、その仕事をするようになったんです。その、ドキュメンタリーがきっかけなんですよね。
みんなに、バカって言われましたよ。まあ、お金の話が多少あったほうが現実的だから、話すけど、東京にいれば、会社っていうか僕が仕事をするだけで、月に普通の40代の同年代のサラリーマンの給料の、まあ4、5倍は稼ぐんですよ。仕事の中身はね、あれだけども、最低100万は下らない額を稼ぐわけですよね。東京にいれば。黙ってるだけで。それがね、ボランティアですよね、ほとんど。まあ、若干の蓄えもあったし、2、3年だいじょうぶかな、と思って、こっちへ来たんですけどもね。周りから見ればね、バカじゃないの、何やってんの、そんないい仕事あるの?っていう訳ですよ。いっぱいもらってるんでしょ、とかね(笑)。そう言われるからね、もらってないから、って返すんですよ。いや、もらいますよ。もらいますけど、例えば、その撮影にかかる人件費だとか、要するに自分の手元に残るなんてほとんど無い。無いです。ほんとに。それに会社としても、社長の僕がやってるってことは、かなりのマイナスになる筈なんだけど、将来のベースになるものを作りたい、って考えてるから。